景色はブランドじゃない





何が言いたいかというと、この世はすべて美しいってこと。



昨日、家の近くの路地から夕焼けを見たら、とても綺麗で、感動したんだよ。




昨今、なにもかもがブランドを付けられ、評価されてる。
世界一美しい景色って、正直よくわからない指標だと思う。行きたいけど。


だって昨日、僕は何の変哲も無い路地から見た夕焼けで、感動できたんだから。
景色はブランドじゃないんだよ。

それは、この前富士山で朝焼けを見たときの感動と、何が違うんだろう。
いや、結構違うかもしれないけどいいんだよそんなことは。(ブレブレ)








僕「連れて行きたい場所があるんだ。」

彼女「わぁ、どこかしら。」

僕「とても景色が美しいところさ。」

彼女「ふふ、それは楽しみね。」


僕「さぁ、ついたよ。」

彼女「ここって…」

僕「ああ、僕が育った町だ。ここの夕焼けに僕は育てられたんだ。今になっても、肌に染みたここの景色を超える場所はない。」

彼女「素敵ね…」

僕「美しいだろう。わかってくれるかい?どうしても、見せたかったんだ。」

彼女「わかるわ。なんだか懐かしい。なぜだか落ち着くの。まるであなたに抱きしめられているような気持ち。」

僕「そうだろう。そして次は…、ここみたいな景色を、僕と君で作るのさ。」

彼女「ふふ、ちゃんと言ってくれなきゃわからないわ?」

僕「結婚しよう。君を愛してる。」

彼女「うれしいわ、もちろんよ。私もあなたを愛してる。」












みたいなね。そんな感じだよ。